令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問64
ストラテジ/システム戦略クラウドサービスの利用手順を,“利用計画の策定”,“クラウド事業者の選定”,“クラウド事業者との契約締結”,“クラウド事業者の管理”,“サービスの利用終了”としたときに,“利用計画の策定”において,利用者が実施すべき事項はどれか。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問64
- アクラウドサービスの利用目的,利用範囲,利用による期待効果を検討し,クラウドサービスに求める要件やクラウド事業者に求めるコントロール水準を定める。
- イクラウド事業者が SLA などを適切に遵守しているかモニタリングし,また,自社で構築しているコントロールの有効性を確認し,改善の必要性を検討する。
- ウクラウド事業者との間で調整不可となる諸事項については,自社による代替策を用意した上で,クラウド事業者との間でコントロール水準を SLA などで合意する。
- エ複数あるクラウド事業者のサービス内容を比較検討し,自社が求める要件及びコントロール水準が充足できるかどうかを判定する。
正解:ア
解説
クラウドサービスの利用手順における“利用計画の策定”では,まず自社としてクラウドサービスを何のために,どの範囲で使い,どのような効果を期待するのかを検討します。その上で,クラウドサービスに求める要件やクラウド事業者に求めるコントロール水準を定め,以降の事業者選定や契約締結の判断基準とします。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。利用目的,利用範囲,期待効果を検討し,求める要件やコントロール水準を定めるのが“利用計画の策定”の段階です。
- イ誤り。SLA の遵守状況をモニタリングし,コントロールの有効性を確認するのは“クラウド事業者の管理”の段階で実施する事項です。
- ウ誤り。調整不可の事項について代替策を用意し,コントロール水準を SLA などで合意するのは“クラウド事業者との契約締結”の段階の事項です。
- エ誤り。複数の事業者のサービス内容を比較検討し,要件を充足できるか判定するのは“クラウド事業者の選定”の段階の事項です。