令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問62
ストラテジ/システム戦略経済産業省が取りまとめた“デジタル経営改革のための評価指標(DX 推進指標)”によれば,DX を実現する上で基盤となる IT システムの構築に関する指標において,“IT システムに求められる要素”について経営者が確認すべき事項はどれか。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問62
- アIT システムの全体設計や協働できるベンダーの選定などを行える人材を育成・確保できているか。
- イ環境変化に迅速に対応し,求められるデリバリースピードに対応できる IT システムとなっているか。
- ウデータ処理において,リアルタイム性よりも,ビッグデータの蓄積と事後の分析が重視されているか。
- エデータを迅速に活用するために,全体最適よりも,個別最適を志向した IT システムとなっているか。
正解:イ
解説
DX 推進指標の「IT システムに求められる要素」では,スピード・アジリティ(環境変化への迅速な対応),データ活用(リアルタイムなデータ活用),全体最適の三つが挙げられています。経営者が確認すべき事項として適切なのは,デリバリースピードに対応できる IT システムになっているかという点です。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。人材の育成・確保は IT システム構築の体制・仕組みに関する指標であり,「IT システムに求められる要素」の確認事項ではありません。
- イ正しい。環境変化に迅速に対応し,求められるデリバリースピードに対応できることは「IT システムに求められる要素」の一つです。
- ウ誤り。DX 推進指標では事後の分析よりもリアルタイムなデータ活用ができることが重視されており,記述が逆です。
- エ誤り。DX 推進指標では個別最適よりも全体最適を志向した IT システムが求められており,記述が逆です。