平成30年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問18
テクノロジ/ネットワークファイル転送におけるFTPとHTTPの違いに関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成30年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問18
- アFTPはサーバ接続時にユーザ名を用いたログイン処理が必要であるが,HTTPでは必要ではない。
- イFTPはダウンロードにもアップロードにも使用できるが,HTTPはダウンロードだけである。
- ウFTPはバイナリファイルの転送が可能であるが,HTTPはテキストファイルだけである。
- エHTTPは異なるOS間でのファイル転送に使用できるが,FTPは同一OS間でのファイル転送に限られる。
正解:ア
解説
FTP(File Transfer Protocol)は,サーバへの接続時にユーザ名とパスワードを用いたログイン処理が必要なプロトコルである。一方,HTTP(HyperText Transfer Protocol)は,通常のWebアクセスにおいてログイン処理を必須とはしない。HTTPはGET/POST/PUTなどのメソッドによってダウンロードだけでなくアップロードにも利用でき,テキストファイルに限らず画像や実行ファイルなどのバイナリファイルも転送できる。また,FTP・HTTPともにOSに依存しないプロトコルとして異なるOS間でのファイル転送に利用できるため,FTPが同一OS間に限られるという記述は誤りである。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。FTPはサーバ接続時にユーザ名とパスワードを用いたログイン処理が必要であるのに対し,通常のHTTPによるアクセスではログイン処理は必須ではありません。
- イ誤り。HTTPはGETによるダウンロードだけでなく,POSTやPUTといったメソッドを用いたアップロードにも使用できるため,ダウンロードだけに限られるわけではありません。
- ウ誤り。HTTPはテキストファイルだけでなく,画像ファイルや実行ファイルなどのバイナリファイルの転送にも使用できるため,テキストファイルだけに限られるわけではありません。
- エ誤り。FTP・HTTPはいずれも特定のOSに依存しないプロトコルであり,FTPも異なるOS間でのファイル転送に使用できるため,同一OS間に限られるわけではありません。