IPA過去問ドリル

令和7年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問16

テクノロジ/データベース

二つのトランザクション T1 と T2 を並列に実行した結果が,T1 の完了後に T2 を実行した結果,又は T2 の完了後に T1 を実行した結果と等しい場合,このトランザクションスケジュールの性質を何と呼ぶか。

出典:令和7年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問16

正解:エ

解説

複数のトランザクションを並行して実行した結果が,何らかの順序で直列に(一つずつ順番に)実行した結果と一致するという性質を直列化可能性(serializability)と呼びます。これはトランザクションの同時実行制御における重要な正当性基準です。

選択肢ごとの解説

  • 誤り。一貫性はデータベースの内容が矛盾のない状態にあることを指す性質であり,並行実行と直列実行の結果が一致することを表す性質ではありません。
  • 誤り。原子性は,トランザクションの処理が全て実行されるか全く実行されないかのいずれかで終了する性質であり,設問の性質とは異なります。
  • 誤り。耐久性は,コミットされた更新結果が障害が発生してもデータベースから消失しない性質であり,設問の性質とは異なります。
  • 正しい。並行実行の結果が,何らかの順序で直列に実行した結果と等しくなる性質を直列化可能(serializable)と呼びます。
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