平成23年度 特別 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10
テクノロジ/開発技術ソフトウェア開発におけるリポジトリの説明はどれか。
出典:平成23年度 特別 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10
- ア開発を支援するために提供されるソフトウェア部品のデータベースのことである。
- イソフトウェアの開発及び保守における設計情報やプログラムを一元的に管理するためのデータベースのことである。
- ウソフトウェアを開発するためのツールやデータモデルを格納するためのデータベースのことである。
- エリバースエンジニアリングを行うためのソースコード解析用ソフトウェアや解析結果を格納するためのデータベースのことである。
正解:イ
解説
リポジトリとは,ソフトウェアの開発及び保守の各工程で作成される設計情報やソースプログラムなどの成果物を一元的に管理するためのデータベースのことです。各工程の成果物を一つの場所にまとめて管理することによって,情報の重複や不整合を防ぎ,用語の統一や変更の追跡を容易にします。開発を支援するソフトウェア部品のデータベースや,ツール・データモデルを格納するデータベース,リバースエンジニアリング専用のデータベースは,いずれもリポジトリのもつ機能の一部又は関連する概念ではありますが,リポジトリそのものの一般的な説明ではありません。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。開発を支援するために提供されるソフトウェア部品のデータベースは,部品ライブラリなどと呼ばれるものであり,設計情報やプログラムを一元管理するリポジトリそのものの説明ではありません。
- イ正しい。リポジトリは,ソフトウェアの開発及び保守における設計情報やプログラムを一元的に管理するためのデータベースです。
- ウ誤り。ツールやデータモデルを格納するためのデータベースという説明は,CASEツールが内部で用いる特定の機能の一部を指しており,リポジトリ全般の説明としては不十分です。
- エ誤り。リバースエンジニアリングを行うためのソースコード解析用ソフトウェアや解析結果を格納するデータベースは,リバースエンジニアリング支援ツールに関する説明であり,リポジトリ一般の説明ではありません。