令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22
テクノロジ/開発技術探索的テスト技法の説明はどれか。
出典:令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22
- ア起こり得る全ての条件と,それに対して実行すべき動作とを組み合わせた表に基づいてテストする技法
- イ経験に基づいて,起こりがちなエラーを推測してテストケースを決定する技法
- ウ経験や推測に基づいて,重要と思われる領域に焦点を当ててテストし,その結果を基にした新たなテストケースを作成して,テストを繰り返す技法
- エシステムの取り得る状態と,状態を遷移させる事象又は条件を示した図に基づいてテストする技法
正解:ウ
解説
探索的テストは,あらかじめ全てのテストケースを詳細に設計しておくのではなく,テスト担当者が経験や推測に基づいて重要と思われる領域に焦点を当てながらテストを実施し,その実行結果から得られた知見を基に次のテストケースを考え出して,テストの設計と実行を繰り返していく技法です。仕様書だけでは見つけにくい欠陥を効率的に発見できる利点があります。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。起こり得る全ての条件と実行すべき動作を組み合わせた表に基づいてテストする技法は,デシジョンテーブル(決定表)を用いたテスト技法の説明です。
- イ誤り。経験に基づいて起こりがちなエラーを推測してテストケースを決定する技法は,エラー推測(経験則によるテスト)の説明であり,テストを繰り返しながら発展させていく探索的テストとは異なります。
- ウ正しい。経験や推測に基づいて重要と思われる領域に焦点を当ててテストし,その結果を基に新たなテストケースを作成してテストを繰り返す技法が探索的テストです。
- エ誤り。システムの状態と状態遷移を示した図に基づいてテストする技法は,状態遷移テストの説明です。