令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3
テクノロジ/コンピュータ構成要素外部割込みの要因となる事象として,適切なものはどれか。
出典:令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3
- アアクセスしようとしたページが主記憶に存在しないので,ページフォールトが発生した。
- イシステム管理命令を一般ユーザモードで実行しようとしたので,特権命令違反が発生した。
- ウ数値演算命令を実行したときに,除数が小さ過ぎたので,演算オーバフローが発生した。
- エ入出力動作が終了したので,DMA コントローラからプロセッサへの通知が発生した。
正解:エ
解説
外部割込みは,プロセッサの外部にある装置の状態変化が要因となって発生する割込みです。入出力動作が終了したことを DMA コントローラがプロセッサに通知するのは,まさにプロセッサ外部のハードウェアからの通知であり,外部割込みに該当します。これに対し,ページフォールト,特権命令違反,演算オーバフローは,いずれも実行中の命令そのものが引き起こす内部割込み(プログラム割込み,例外)です。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。ページフォールトは,実行中のプログラムが存在しないページにアクセスしようとしたことが要因で発生する内部割込み(プログラム割込み)です。
- イ誤り。特権命令違反は,実行中の命令自体が原因で発生する内部割込みであり,外部装置の状態変化によるものではありません。
- ウ誤り。演算オーバフローは,命令の実行結果に起因して発生する内部割込みであり,プロセッサ外部の事象ではありません。
- エ正しい。入出力動作の終了に伴う DMA コントローラからプロセッサへの通知は,プロセッサ外部の装置の状態変化によって発生する外部割込みです。