IPA過去問ドリル

令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問5

テクノロジ/コンピュータ構成要素

キャッシュメモリのアクセス時間が主記憶のアクセス時間の 1/30 で,ヒット率が 95%のとき,実効メモリアクセス時間は,主記憶のアクセス時間の約何倍になるか。

出典:令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問5

正解:イ

解説

主記憶のアクセス時間を 1 とすると,キャッシュメモリのアクセス時間は 1/30 です。実効メモリアクセス時間は,ヒット率とキャッシュのアクセス時間,ミス率と主記憶のアクセス時間を重み付けした平均で求められます。実効アクセス時間=0.95×(1/30)+0.05×1≒0.0317+0.05=0.0817 となり,主記憶のアクセス時間の約 0.08 倍になります。

選択肢ごとの解説

  • 誤り。0.03 はキャッシュのアクセス時間 1/30 のみを考慮した値であり,ヒットしなかった場合の主記憶アクセス(ミス率 5%分)を加算していません。
  • 正しい。ヒット率 95%でキャッシュ(1/30)にアクセスし,残り 5%で主記憶にアクセスすると考えると,実効アクセス時間は 0.95×(1/30)+0.05×1≒0.08 倍になります。
  • 誤り。0.37 は算出過程で係数を取り違えるなどした値であり,ヒット率 95%,ミス率 5%を正しく重み付けした結果とは一致しません。
  • 誤り。0.95 はヒット率をそのまま倍率として答えた値であり,キャッシュと主記憶のアクセス時間の重み付け平均を計算したものではありません。
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