令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問70
ストラテジ/ビジネスインダストリ“かんばん方式”を説明したものはどれか。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問70
- ア各作業の効率を向上させるために,仕様が統一された部品,半製品を調達する。
- イ効率よく部品調達を行うために,関連会社から部品を調達する。
- ウ中間在庫を極力減らすために,生産ラインにおいて,後工程の生産に必要な部品だけを前工程から調達する。
- エより品質が高い部品を調達するために,部品の納入指定業者を複数定め,競争入札で部品を調達する。
正解:ウ
解説
かんばん方式は,トヨタ生産方式の中核をなす生産管理の仕組みです。後工程が必要とする部品を必要な量だけ必要なときに前工程へ「かんばん」と呼ばれる作業指示票で引き取りに行き,前工程は引き取られた分だけを生産します。これによって作りすぎのむだと中間在庫を最小限に抑えるジャストインタイム生産を実現します。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。仕様を統一した部品や半製品を使って効率を上げるのは,部品の標準化・共通化の説明です。
- イ誤り。関連会社から部品を調達するのは系列取引などの調達方針の話で,かんばん方式の本質ではありません。
- ウ正しい。後工程の生産に必要な部品だけを前工程から引き取ることで中間在庫を減らすのがかんばん方式です。
- エ誤り。複数の指定業者を定めて競争入札で調達するのは,購買・調達方法の一つで生産方式ではありません。