LinuCレベル2 システムの起動とLinuxカーネル 問35
システムの起動とLinuxカーネル/ブートプロセスとGRUBGRUB 2を使うシステムで、通常の起動項目だけでなくリカバリーモードの項目も含め、すべてのLinuxのメニュー項目でカーネルに渡す起動パラメータを追加したい。/etc/default/grubで値を編集する変数として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムの起動とLinuxカーネル」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT
- BGRUB_DEFAULT
- CGRUB_CMDLINE_LINUX
- DGRUB_TERMINAL
正解:C
解説
/etc/default/grubのGRUB_CMDLINE_LINUXに書いた起動パラメータは、grub-mkconfig(grub2-mkconfig)で生成されるすべてのLinuxのメニュー項目のカーネルコマンドラインに付加されます。似た名前のGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTは通常起動の項目にだけ付加され、リカバリーモードの項目には付きません。どちらも編集しただけでは反映されず、設定ファイルの再生成が必要です。なお、RHEL 9系はBLS(Boot Loader Specification)形式でメニュー項目を管理しているため、既存のカーネルへの反映にはgrubbyコマンドを使う方法が案内されています。
選択肢ごとの解説
- A誤り。GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTの内容は通常起動のメニュー項目にだけ付加され、リカバリーモードの項目には付加されません。
- B誤り。GRUB_DEFAULTは、起動メニューで既定として選ばれる項目(番号やsavedなど)を指定する変数です。
- C正しい。GRUB_CMDLINE_LINUXの値は、リカバリーモードを含むすべてのLinuxのメニュー項目のカーネルコマンドラインに付加されます。
- D誤り。GRUB_TERMINALは、GRUBのメニューを表示する端末の種類(consoleやserialなど)を指定する変数です。