LinuCレベル2 コンテナ 問10
コンテナ/コンテナの仕組みLinuxの名前空間(namespace)のうち、ホスト名やドメイン名をコンテナごとに独立させるために使われるものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「コンテナ」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AIPC名前空間
- BPID名前空間
- CUTS名前空間
- Dマウント名前空間
正解:C
解説
UTS名前空間は、ホスト名とNISドメイン名を分離する名前空間です。これにより、コンテナの中でhostnameを変更しても、ホストや他のコンテナのホスト名には影響しません。名前空間にはこのほか、プロセスIDを分離するPID名前空間、マウントポイントの見え方を分離するマウント名前空間、プロセス間通信の資源を分離するIPC名前空間、ネットワークを分離するネットワーク名前空間、ユーザーIDを対応付けるユーザー名前空間などがあります。コンテナはこれらを組み合わせて分離を実現しています。
選択肢ごとの解説
- A誤り。IPC名前空間は、共有メモリやセマフォなどのプロセス間通信の資源を分離するものです。
- B誤り。PID名前空間はプロセスIDの番号空間を分離するもので、コンテナ内の最初のプロセスがPID 1になります。
- C正しい。UTS名前空間はホスト名とNISドメイン名を分離し、コンテナごとに独自のホスト名を持たせます。
- D誤り。マウント名前空間はマウントポイントの一覧を分離し、コンテナごとに異なるファイルシステムの見え方を作ります。