LinuCレベル2 電子メールサービス 問13
電子メールサービス/Dovecotの設定と管理Dovecot 2.3の設定ファイル(/etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf 等)に次の行がある。値の先頭の「<」の意味として適切なものはどれか。 ssl_cert = </etc/pki/dovecot/certs/dovecot.pem
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「電子メールサービス」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A指定したファイルが存在しない場合に、SSL/TLSを無効にしたまま起動を続けることを表す
- B指定したファイルの内容を読み込んで値とすることを表し、付けないとパスの文字列が値になる
- C指定したファイルの証明書より鍵長の短い証明書を、クライアントから受け付けないことを表す
- DDovecotの起動時に、指定したファイルを標準入力から読み込んでパスフレーズを得ることを表す
正解:B
解説
Dovecotの設定では、値の先頭に「<」を付けると、その後ろに書いたファイルの内容を読み込んで設定値として使います。ssl_certやssl_keyには証明書や秘密鍵のデータそのものを渡す必要があるため、「<」を付けてファイルを指定します。「<」を付け忘れるとパスの文字列そのものが証明書データとして扱われ、読み込みに失敗します。なお、Dovecot 2.4では設定名がssl_server_cert_file等に変わり書き方も異なるため、バージョンを確かめてから設定します。
選択肢ごとの解説
- A誤り。「<」はファイルの内容を読み込む指定で、ファイルが無い場合に処理を続けるかどうかを決めるものではありません。
- B正しい。ファイルの内容を読み込んで設定値とする指定です。
- C誤り。「<」は比較の演算子ではありません。クライアント証明書の検証などは別の設定で行います。
- D誤り。「<」は標準入力とは関係がなく、ファイルの内容を設定値として読み込む指定です。