LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト コンテナ技術の利用 問8
コンテナ技術の利用/コンテナの基本原理と内部構造LXD、およびLXDから派生したIncusの説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「コンテナ技術の利用」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AOCIイメージをもとに単一のアプリケーションプロセスだけを動かす、OCI準拠の低レベルランタイムである
- Bカーネルを持つ軽量VMの中でコンテナを動かしてホストカーネルと隔離する、サンドボックス型ランタイムである
- CLXCを基盤とし、システムコンテナ(や仮想マシン)をREST APIとCLIで一元管理するマネージャである
- DKubernetesのノード上で動作し、kubeletからの要求を受けてコンテナを起動するCRIの実装である
正解:C
解説
LXDは、LXC(liblxc)を基盤として、OS全体を動かすシステムコンテナを管理するためのデーモンとコマンドラインツールです。REST APIを備え、イメージからのインスタンス作成、ストレージやネットワークの管理、クラスタ化などを一元的に扱えます。QEMUを使った仮想マシンも同じ操作体系で管理できます。Incusは、2023年にCanonical社がLXDをLinux Containersプロジェクトから自社の直接管理へ移した後、コミュニティのフォークをLinux Containersプロジェクトが引き取ったもので、incusコマンドで同様の操作を行います。
選択肢ごとの解説
- A誤り。単一プロセスのアプリケーションコンテナをOCI仕様で起動するのはrunc等の低レベルランタイムの役割です。LXD/Incusはシステムコンテナの管理を主眼とします。
- B誤り。これはkata-containersのような、軽量VMで隔離するサンドボックス型ランタイムの説明です。
- C正しい。LXD/IncusはLXCを基盤に、システムコンテナや仮想マシンをAPIとCLIで管理します。
- D誤り。kubeletからの要求を受けるCRIの実装はcontainerdやCRI-Oです。