オリジナル問題 LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト試験 問題 問1
高可用性プラットフォームの構築/ロードバランサーの構築KeepalivedがVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使って実現する仕組みの説明として適切なものはどれか。
出典:オリジナル問題 LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト試験 問題 問1
- A複数のロードバランサーノードで仮想IPアドレス(VIP)を共有し、通常はMASTER側のノードがVIPを保持して通信を受け付け、MASTERに障害が起きるとBACKUP側のノードが自動的にVIPを引き継ぐ
- BTCP接続を暗号化するためのプロトコルである
- Cバックエンドサーバーのヘルスチェックを行わずに、ラウンドロビンでのみ振り分けを行う仕組みである
- D複数のロードバランサーノードへのリクエストを常に均等に振り分ける、負荷分散専用のプロトコルである
正解:A
解説
Keepalivedは、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を実装することで、複数のロードバランサーノードの間で仮想IPアドレス(VIP)を共有し、冗長化を実現します。通常時はMASTERの役割を持つノードがVIPを保持してトラフィックを受け付け、MASTERに障害が発生した場合、BACKUP役のノードが自動的にVIPを引き継いでサービスを継続させます。
選択肢ごとの解説
- A正しい。VRRPはMASTER/BACKUP間でVIPを共有し、障害時に自動的に引き継ぐ仕組みです。
- B誤り。VRRPはTCP接続の暗号化を行うプロトコルではありません。
- C誤り。KeepalivedはVRRPと組み合わせてヘルスチェックにもとづく振り分けも行えるため、ヘルスチェックを行わないという記述は誤りです。
- D誤り。VRRPはVIPの冗長化のためのプロトコルであり、負荷分散そのものを行うプロトコルではありません。