オリジナル問題 LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト試験 問題 問1
プラットフォームの最適化/カーネルパラメータによるリソース最適化カーネルパラメータvm.swappinessの役割として適切なものはどれか。
出典:オリジナル問題 LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト試験 問題 問1
- Aスワップ領域として使用するパーティションのサイズを直接変更する
- Bスワップ使用時にシステムを強制的に再起動するかどうかを設定する
- C物理メモリに余裕がある状態でも、どの程度積極的にメモリページをスワップアウトするか(ページキャッシュの回収とスワップの優先度のバランス)を調整する
- Dスワップ領域の暗号化を有効・無効にする
正解:C
解説
vm.swappinessは、0〜100(ディストリビューションによっては200まで拡張可能)の値で、カーネルがページキャッシュの回収よりもスワップアウトをどの程度積極的に選ぶかという傾向を調整するパラメータです。値が大きいほどスワップを積極的に使う傾向になり、小さいほどページキャッシュの保持を優先してスワップを避ける傾向になります。物理メモリに余裕がある状況でも、この設定次第でスワップの使われ方が変わります。
選択肢ごとの解説
- A誤り。スワップパーティションのサイズ変更はswapon/mkswapやパーティション操作の役割で、vm.swappinessの役割ではありません。
- B誤り。vm.swappinessはスワップの使われやすさを調整するパラメータであり、システムの強制再起動とは無関係です。
- C正しい。vm.swappinessはスワップアウトの積極性(ページキャッシュ回収とのバランス)を調整するパラメータです。
- D誤り。スワップ領域の暗号化は別の仕組み(暗号化スワップの設定)の役割で、vm.swappinessの役割ではありません。