LinuCレベル3 セキュリティスペシャリスト アクセスおよび権限制御の強化 問54
アクセスおよび権限制御の強化/システムコールの制御systemdのサービスユニットで SystemCallFilter=~@clock を指定した。この設定によって拒否されるシステムコールの種類として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 セキュリティスペシャリストの出題範囲「アクセスおよび権限制御の強化」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aファイルシステムのマウントやアンマウントに関連するシステムコール
- Bプロセスの生成やforkに関連するシステムコール
- Cネットワークソケットの作成や接続に関連するシステムコール
- Dシステムクロックの設定や変更に関連するシステムコール
正解:D
解説
systemdはLinuxのシステムコールを用途別に@で始まるグループに分類しており、SystemCallFilterで一括指定できます。@clockにはclock_settime、adjtimex、settimeofdayなど、システム時刻を変更するシステムコールが含まれます。「~」は拒否リスト(ブロックリスト)を示す接頭辞で、指定したグループのシステムコールが呼ばれるとエラーが返されます。ほかのグループとして、@mountはマウント関連、@processはプロセス操作関連、@network-ioはソケット操作関連があります。
選択肢ごとの解説
- A誤り。ファイルシステムのマウントやアンマウントに関連するシステムコールは@mountグループに分類されている。
- B誤り。プロセスの生成やforkに関連するシステムコールは@processグループに分類されている。
- C誤り。ネットワークソケットの作成や接続に関連するシステムコールは@network-ioグループに分類されている。
- D正しい。@clockにはclock_settime、adjtimex、settimeofdayなど、システム時刻を変更するシステムコールが含まれる。