LinuCレベル3 セキュリティスペシャリスト システム保護と監査 問29
システム保護と監査/カーネルセキュリティとシステムリソース保護Debian 12で cgroup-tools パッケージ(libcgroup)のコマンドを使い、CPU使用率を制限するcgroupを新規に作成したい。最初に実行するコマンドとして適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 セキュリティスペシャリストの出題範囲「システム保護と監査」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Acgcreate -g cpu:limited
- Bcgset -r cpu.cfs_quota_us=50000 limited
- Ccgclassify -g cpu:limited $$
- Dcgdelete -g cpu:limited
正解:A
解説
cgroupを使ったリソース制限の手順は、まずcgcreateでグループを作成し、次にcgsetでリソースの上限値を設定し、cgclassifyやcgexecで対象プロセスをそのグループに配置するという流れです。cgcreate -g cpu:limitedは、cpuコントローラ配下にlimitedという名前のcgroupを作成します。cgsetは既存のcgroupにパラメータを設定するコマンドで、cgroupが存在しない段階では実行できません。cgclassifyはプロセスをcgroupに移動するコマンド、cgdeleteはcgroupを削除するコマンドです。
選択肢ごとの解説
- A正しい。cgcreateはcgroupを新規に作成するコマンドで、-gでコントローラとグループ名を指定する。リソース制限の最初の手順はグループの作成である。
- B誤り。cgsetは既存のcgroupにパラメータを設定するコマンドであり、cgroupがまだ作成されていない段階では実行できない。
- C誤り。cgclassifyは指定したプロセスを既存のcgroupに移動するコマンドであり、cgroupの作成には使わない。
- D誤り。cgdeleteは既存のcgroupを削除するコマンドであり、新規作成には使わない。