IPA過去問ドリル

令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問1

テクノロジ/開発技術

アジャイル開発の初期段階において,プロジェクトの目的,スコープなどに対する共通認識を得るために,あらかじめ設定されている設問と課題について関係者が集まって確認し合い,その成果を共有する手法はどれか。

出典:令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問1

正解:イ

解説

インセプションデッキは,アジャイル開発のプロジェクト初期段階で,プロジェクトの目的やスコープなどについてチームや関係者の間で共通認識をつくるための手法です。「我々はなぜここにいるのか」などの,あらかじめ定型化された設問と課題(10個の質問)について関係者が集まって議論し,その成果を共有することで,認識のずれを早期に解消します。

選択肢ごとの解説

  • 誤り。アジャイルモデリングは,UMLなどのモデルを軽量かつ簡潔に作成・活用するアジャイル開発のプラクティス群であり,設問の手法とは異なります。
  • 正しい。あらかじめ設定された設問と課題について関係者が集まって確認し合い,成果を共有する手法は,インセプションデッキです。
  • 誤り。プランニングポーカは,カードを使ってチームでストーリーの規模(見積り)を合議する手法であり,プロジェクトの目的やスコープの共通認識形成が目的ではありません。
  • 誤り。ユーザストーリマッピングは,ユーザーストーリーを利用の流れに沿って並べ,全体像を可視化する手法であり,設問の手法とは異なります。
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