過去問ドリル

SCS-C03:AWS Certified Security - Specialty データ保護 問2

データ保護/保管データの保護

厳格な規制要件により、暗号鍵を顧客専用(シングルテナント)の、FIPS 140-2/140-3 レベル3 認定の HSM 内で、顧客自身が完全に管理する必要があります。最も適切なのはどれですか。

当サイトのオリジナル問題(SCS-C03:AWS Certified Security - Specialtyの出題範囲「データ保護」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:C

解説

AWS CloudHSM は、顧客専用(シングルテナント)の HSM を提供し、暗号鍵の生成・保管・管理を顧客が完全に制御できます。FIPS 140 のレベル3認定を受けていますが、どの標準(140-2 か後継の 140-3 か)での認定かは HSM の種類・世代に依存します。現在推奨の hsm2m.medium は FIPS 140-3 レベル3(認証番号 #4703)、旧世代の hsm1.medium は FIPS 140-2 レベル3(その認証は2026年1月にCMVPのヒストリカル一覧へ移行)です。140-3 は 140-2 の後継で、レベル3要件を満たす点は変わりません。SSE-S3 や AWS マネージドキーは AWS 側が鍵を管理し、Secrets Manager はシークレット保管で HSM ではありません。なお、標準の AWS KMS キーは AWS 管理のマルチテナント HSM を使いますが、KMS のカスタムキーストア(CloudHSM キーストア)を使えば自分専用の CloudHSM クラスターを裏側にできるため、『KMS=常に共有 HSM』とは限りません。本問は鍵を自分の専用 HSM 内で生成・完全管理する要件のため、CloudHSM が最も素直に合致します。

下線の用語は 用語集 で意味を確認できます。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。SSE-S3 は AWS が鍵を管理する方式で、顧客専用 HSM での完全管理の要件を満たしません。
  • B誤り。AWS マネージドキーは AWS が管理する鍵で、顧客が完全管理する要件に反します。
  • C正しい。CloudHSM は顧客専用(シングルテナント)の HSM で鍵を生成・管理でき、顧客完全管理の要件に合致します。レベル3の認定標準は HSM の種類・世代により異なり、現在の hsm2m.medium は FIPS 140-3 レベル3 です(140-2 の後継でレベル3要件を満たします)。
  • D誤り。Secrets Manager はシークレットの保管・ローテーションが目的で、専用 HSM による鍵管理サービスではありません。
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