令和6年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問1
ストラテジ/システム戦略プライバシーやセキュリティ,知的財産権に関する信頼を確保しながら,ビジネスや社会課題の解決に有益なデータが国境を意識することなく自由に行き来する,国際的に自由なデータ流通の促進を目指すというコンセプトはどれか。
出典:令和6年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問1
- アDFFT
- イESG
- ウGEIT
- エSCM
正解:ア
解説
DFFT(Data Free Flow with Trust)は,2019年に日本が提唱した国際的なコンセプトで,プライバシー,セキュリティ,知的財産権に関する信頼を確保しながら,ビジネスや社会課題の解決に有益なデータを国境を意識することなく自由に流通させることを目指すものです。デジタル貿易や国際的なデータガバナンスの基本理念として位置付けられています。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。プライバシーやセキュリティ,知的財産権への信頼を確保しながら,データが国境を意識せず自由に行き来する国際的なデータ流通を目指すコンセプトがDFFTです。
- イ誤り。ESG(Environment, Social, Governance)は,環境・社会・企業統治の観点から企業を評価する投資・経営の考え方であり,データ流通のコンセプトではありません。
- ウ誤り。GEIT(Governance of Enterprise IT)は,企業がITを統治し経営に活用するための枠組みであり,国際的なデータ流通の促進を目的とするものではありません。
- エ誤り。SCM(Supply Chain Management)は,供給連鎖全体を管理して効率化する経営手法であり,データ流通のコンセプトではありません。