IPA過去問ドリル

平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問52

マネジメント/プロジェクトマネジメント

アローダイアグラムで表される作業A~Hを見直したところ,作業Dだけが短縮可能であり,その所要日数を6日間に短縮できることが分かった。作業全体の所要日数は何日間短縮できるか。

平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問52の図

出典:平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問52

正解:ウ

解説

短縮前の最長経路(クリティカルパス)はA→B→D→F→H(5+3+10+12+6=36日)です。作業Dを6日間に短縮すると,B→D経路を経由してFへ至る日数は5+3+6+12=26日となり,A→C→F→Hの経路(5+5+12=22日,Hを含めて28日)などと比較しても全体の最長経路は28日になります。したがって,36日から28日への短縮,すなわち3日間短縮できます。

選択肢ごとの解説

  • 誤り。1日間の短縮は,作業Dの短縮日数(10日から6日で4日間の短縮)をそのまま全体の短縮日数と誤認した場合などとは異なる過小な見積りです。
  • 誤り。2日間の短縮は,経路の見直しが不十分なまま計算した場合に生じ得る値ですが,実際の最長経路の変化を正しく反映していません。
  • 正しい。作業Dの短縮によってクリティカルパスがA→B→D→F→Hから短縮され,全体の所要日数は36日から28日になり,3日間短縮できます。
  • 誤り。4日間の短縮は,作業D自体の短縮日数(10日から6日)をそのまま全体の短縮日数とみなした場合の値であり,ほかの経路がボトルネックとなるため実際の短縮日数とは一致しません。
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