平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問74
ストラテジ/経営戦略A社とB社がそれぞれ2種類の戦略を採る場合の市場シェアが表のように予想されるとき,ナッシュ均衡,すなわち互いの戦略が相手の戦略に対して最適になっている組合せはどれか。ここで,表の各欄において,左側の数値がA社のシェア,右側の数値がB社のシェアとする。単位:% A社戦略a1,B社戦略b1:40,20 A社戦略a1,B社戦略b2:50,30 A社戦略a2,B社戦略b1:30,10 A社戦略a2,B社戦略b2:25,25 (注:本サイトでは原問題の表を文字表記に変換しています)
出典:平成24年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問74
- アA社が戦略a1,B社が戦略b1を採る組合せ
- イA社が戦略a1,B社が戦略b2を採る組合せ
- ウA社が戦略a2,B社が戦略b1を採る組合せ
- エA社が戦略a2,B社が戦略b2を採る組合せ
正解:イ
解説
各組合せについて,相手の戦略を固定したときに自分が戦略を変更する利益がないかを調べます。(a1, b2)では,A社はb2固定下でa1(50)がa2(25)より有利なため変更せず,B社もa1固定下でb2(30)がb1(20)より有利なため変更しません。したがって(a1, b2)は互いに最適な戦略の組合せ,すなわちナッシュ均衡です。他の組合せでは,いずれか一方が戦略を変更することでより高いシェアを得られるため均衡になりません。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。(a1, b1)では,B社がb1からb2に変更すると20から30にシェアが増えるため,B社には戦略を変更する動機があり均衡ではありません。
- イ正しい。(a1, b2)では,双方とも戦略を変更する動機がなく,ナッシュ均衡になっています。
- ウ誤り。(a2, b1)では,A社がa2からa1に変更すると30から40にシェアが増えるため,A社には変更する動機があり均衡ではありません。
- エ誤り。(a2, b2)では,A社がa2からa1に変更すると25から50にシェアが増えるため,A社には変更する動機があり均衡ではありません。