IPA過去問ドリル

平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問7

テクノロジ/ソフトウェア

リアルタイムシステムにおいて,複数のタスクから同時に呼び出された場合に,並行して実行する必要がある共用ライブラリのプログラムに要求される性質はどれか。

出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問7

正解:ア

解説

複数のタスクから同時に呼び出されても正しく動作するために必要な性質はリエントラント(再入可能)です。リエントラントなプログラムは,実行中に別のタスクから呼び出されても,各呼出しのローカルな状態が独立して保たれるため,並行して安全に実行できます。

選択肢ごとの解説

  • 正しい。複数のタスクから同時に呼び出されても互いに干渉せず並行実行できる性質がリエントラントです。
  • 誤り。リカーシブ(再帰的)はプログラムが自分自身を呼び出せる性質であり,複数タスクからの同時呼出しへの安全性を直接保証するものではありません。
  • 誤り。リユーザブル(再使用可能)は一度の実行が終了した後に再度呼び出して使える性質であり,同時実行中の並行動作は保証しません。
  • 誤り。リロケータブル(再配置可能)はプログラムをメモリ上の任意の位置に配置して実行できる性質で,並行呼出しの安全性とは無関係です。
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