令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問57
マネジメント/サービスマネジメントサービスマネジメントの容量・能力管理における,オンラインシステムの容量・能力の利用の監視についての注意事項のうち,適切なものはどれか。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問57
- アSLA の目標値を監視しきい値に設定し,しきい値を超過した場合には対策を講ずる。
- イ応答時間や CPU 使用率などの複数の測定項目を定常的に監視する。
- ウオンライン時間帯に性能を測定することはサービスレベルの低下につながるので,測定はオフライン時間帯に行う。
- エ容量・能力及びパフォーマンスに関するインシデントを記録する。
正解:イ
解説
容量・能力管理では,サービスが SLA の目標を満たし続けられるかを継続的に把握する必要があります。そのため応答時間,CPU 使用率,メモリ使用量,ディスク使用率など複数の測定項目を,実際に負荷が掛かる状況を含めて定常的に監視し,傾向を分析して事前に対策を打ちます。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。SLA の目標値をそのまましきい値にすると,しきい値を超えた時点で既に SLA 違反となっています。監視しきい値は目標値より手前に設定すべきです。
- イ正しい。複数の測定項目を定常的に監視し,傾向を把握することが必要です。
- ウ誤り。実際の負荷はオンライン時間帯に掛かるため,その時間帯の性能を測定しなければ利用状況を把握できません。
- エ誤り。インシデントの記録はインシデント管理の活動であり,容量・能力の利用を監視する際の注意事項としては適切ではありません。