平成26年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問6
マネジメント/システム監査表はコンピュータを利用して行うシステム監査技法についてまとめたものである。(1)~(4)の組合せとして,適切なものはどれか。 (注:本サイトでは原問題の表を文字表記に変換しています) 〔システム監査技法と主な機能〕 ・テストデータ法:システムのテスト ・汎用監査ソフトウェア法:(4) ・組込み監査モジュール法:(4),稼働中のオンラインシステムからのデータ抽出 ・ITF法:システムのテスト,(1) ・並行シミュレーション法:システムのテスト,(2) ・スナップショット法:(2) ・トレーシング法:(2) ・コード比較法:(3)
出典:平成26年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問6
- ア(1):稼働中のオンラインシステムのテスト/(2):プログラム変更の検証/(3):データの抽出/(4):プログラムロジックの分析
- イ(1):稼働中のオンラインシステムのテスト/(2):プログラムロジックの分析/(3):プログラム変更の検証/(4):データの抽出
- ウ(1):データの抽出/(2):稼働中のオンラインシステムのテスト/(3):プログラムロジックの分析/(4):プログラム変更の検証
- エ(1):データの抽出/(2):プログラムロジックの分析/(3):稼働中のオンラインシステムのテスト/(4):プログラム変更の検証
正解:イ
解説
コンピュータ利用監査技法(CAAT)には,テストデータ法・ITF法のように疑似データをシステムに投入して処理結果を確認する技法,並行シミュレーション法・スナップショット法・トレーシング法のようにプログラムの処理内容(ロジック)を検証する技法,汎用監査ソフトウェア法・組込み監査モジュール法のように本番データを抽出して分析する技法,コード比較法のようにプログラムの新旧比較によって変更内容を検証する技法があります。ITF法は本番システムに疑似データを投入するため“稼働中のオンラインシステムのテスト”(1)にも該当し,並行シミュレーション法などは処理の正しさを検証する点で(2)“プログラムロジックの分析”に対応するため,(1)~(4)の組合せはイが適切です。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。並行シミュレーション法などが対応する(2)は本来“プログラムロジックの分析”であるべきところ“プログラム変更の検証”になっており,(3)(4)との対応も入れ替わっています。
- イ正しい。(1)稼働中のオンラインシステムのテスト,(2)プログラムロジックの分析,(3)プログラム変更の検証,(4)データの抽出の組合せが適切です。
- ウ誤り。ITF法が対応する(1)は本来“稼働中のオンラインシステムのテスト”であるべきところ“データの抽出”になっています。
- エ誤り。(1)が“データの抽出”,(3)が“稼働中のオンラインシステムのテスト”になっており,ITF法及びコード比較法との対応が入れ替わっています。