IPA過去問ドリル

平成27年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問24

ストラテジ/経営戦略

ある顧客層の今後3年間を通しての,年間顧客維持率が40%,1人当たり年平均売上高が200万円,売上高コスト比率が50%と想定される場合,今後3年間のLTV(顧客1人当たりの生涯価値)は何万円か。ここで,割引率は考慮しないものとする。

出典:平成27年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問24

正解:イ

解説

LTV(顧客生涯価値)は,顧客との取引が続く期間を通じて得られる利益の合計として算出される。1人当たり年平均売上高が200万円,売上高コスト比率が50%であるため,1人当たりの年間利益は200×(1−0.5)=100万円である。年間顧客維持率が40%であるため,1年目に取引が継続している顧客の割合を100%とすると,2年目に取引が継続している割合は40%,3年目は40%×40%=16%となる。したがって,今後3年間のLTVは,1年目100万円+2年目(100×0.4)=40万円+3年目(100×0.4×0.4)=16万円を合計した,100+40+16=156万円となる。

選択肢ごとの解説

  • 誤り。62.4万円は,本来の計算過程とは異なる算出であり,今後3年間のLTVとしては適切ではありません。
  • 正しい。1年目100万円,2年目40万円,3年目16万円を合計した156万円が,今後3年間のLTVです。
  • 誤り。210万円は,顧客維持率による逓減を正しく反映していない算出であり,今後3年間のLTVとしては適切ではありません。
  • 誤り。312万円は,年平均売上高200万円に対してコスト比率を考慮せずに3年分を単純に合算した金額に近く,今後3年間のLTVの正しい算出結果ではありません。
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