過去問ドリル

AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutions インフラストラクチャソリューションの設計 問7

インフラストラクチャソリューションの設計/ネットワークソリューションの設計

ある企業は、東日本と西日本の 2 つのリージョンの Azure App Service にデプロイした Web アプリを、全世界の利用者に HTTPS で公開します。要件は、利用者に近いエッジでの TLS 終端と静的コンテンツのキャッシュ、Web アプリケーション ファイアウォール(WAF)による保護、一方のリージョンが停止した場合の自動的なトラフィックの切り替えです。使用する負荷分散サービスとして最も適切なものはどれですか。

当サイトのオリジナル問題(AZ-305:Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutionsの出題範囲「インフラストラクチャソリューションの設計」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:D

解説

Azure Front Door は、Microsoft のグローバルなエッジネットワーク上で動作する HTTP/HTTPS 向けのグローバル L7 負荷分散サービスです。エッジでの TLS 終端、キャッシュ、WAF、正常性プローブに基づく自動フェイルオーバーを備えます。Application Gateway は単一リージョン内の L7 負荷分散で、複数リージョンをまたぐグローバルな分散は単体では行えません。Traffic Manager は DNS ベースでトラフィックを分散するため、キャッシュや WAF は提供しません。Load Balancer は L4 で、HTTP の内容に基づく処理ができません。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。WAF と L7 の機能は備えますが、リージョンに配置するサービスです。エッジでのキャッシュや、複数リージョンをまたぐグローバルな振り分けは単体では実現できません。
  • B誤り。DNS の応答で振り分けるため、トラフィック自体はプロキシされません。エッジでの TLS 終端、キャッシュ、WAF の要件を満たせません。
  • C誤り。トランスポート層(L4)で動作し、HTTP/HTTPS の内容を解釈できません。WAF やキャッシュは使えず、リージョンごとの配置のためグローバルな振り分けにも不足します。
  • D正しい。グローバルな L7 負荷分散で、エッジでの TLS 終端・キャッシュ・WAF を備え、バックエンドの正常性に応じて自動で別リージョンへ切り替えられます。
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