平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問25
テクノロジ/開発技術マッシュアップを利用してWebコンテンツを表示している例として,最も適切なものはどれか。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問25
- アWebブラウザにプラグインを組み込み,動画やアニメーションを表示する。
- イ地図上のカーソル移動に伴い,Webページを切り替えずにスクロール表示する。
- ウ鉄道経路の探索結果上に,各鉄道会社のWebページへのリンクを表示する。
- エ店舗案内のWebページ上に,他のサイトが提供する地図検索機能を利用して出力された情報を表示する。
正解:エ
解説
マッシュアップとは,複数の異なるWebサービスやサイトが提供する機能・データを組み合わせて,新たな一つのWebコンテンツやサービスを作り出す手法です。例えば,自社の店舗案内のWebページ上に,地図サービスを提供する他のサイトのAPI(地図検索機能)を呼び出して利用し,その結果得られた地図情報を自社ページ上に埋め込んで表示するような例が,マッシュアップの典型例です。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。Webブラウザにプラグインを組み込み,動画やアニメーションを表示することは,ブラウザの機能拡張の一種であり,複数のWebサービスを組み合わせて新たなコンテンツを作るマッシュアップには該当しません。
- イ誤り。地図上のカーソル移動に伴い,Webページを切り替えずにスクロール表示する技術は,Ajaxなどの非同期通信によるユーザインタフェースの実装技術であり,他のサイトの機能を組み合わせるマッシュアップそのものの例ではありません。
- ウ誤り。鉄道経路の探索結果上に,各鉄道会社のWebページへの単純なリンクを表示することは,他サイトへの参照(ハイパーリンク)を提供しているだけであり,他サイトが提供する機能やデータを取り込んで組み合わせているわけではないため,マッシュアップには該当しません。
- エ正しい。店舗案内のWebページ上に,他のサイトが提供する地図検索機能を利用して出力された情報(地図データ)を組み込んで表示することは,複数のWebサービスの機能を組み合わせて新たなコンテンツを作り出しており,マッシュアップの適切な例です。