令和5年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24
テクノロジ/ハードウェアヘッドマウントディスプレイなどで利用されている IMU(Inertial Measurement Unit)の説明として,適切なものはどれか。
出典:令和5年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24
- ア圧力センサーを用いて,ディスプレイに掛かる力を検出する。
- イ加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いて,向きや傾きを検出する。
- ウカメラを用いて,部屋の中にある物体の存在を検出する。
- エ超音波センサーを用いて,物体までの距離を計測する。
正解:イ
解説
IMU(慣性計測装置)は,3 軸の加速度センサーと 3 軸のジャイロセンサー(角速度センサー)を組み合わせ,物体の加速度と角速度を計測する装置です。これらの出力を積分することで姿勢や向き,傾きを求められるため,ヘッドマウントディスプレイでの頭の動きの検出のほか,ドローンやロボット,スマートフォンの姿勢検出などに広く使われています。地磁気センサーを加えて 9 軸構成とするものもあります。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。掛かる力を検出するのは圧力センサー(感圧センサー)単体の用途であり,慣性計測装置の説明ではありません。
- イ正しい。加速度センサーやジャイロセンサーを用いて向きや傾きを検出する装置が IMU です。
- ウ誤り。カメラを用いて物体の存在を検出するのは,イメージセンサーと画像処理による物体検出の説明です。
- エ誤り。超音波を発して反射までの時間から距離を測るのは,超音波距離センサーの説明です。