平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問28
テクノロジ/データベース分散データベースシステムにおいて,一連のトランザクション処理を行う複数サイトに更新処理が確定可能かどうかを問い合わせ,全てのサイトが確定可能である場合,更新処理を確定する方式はどれか。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問28
- ア2相コミット
- イ排他制御
- ウロールバック
- エロールフォワード
正解:ア
解説
分散データベースの更新を確定する際,複数サイトに対して確定可能かを問い合わせ,全サイトが確定可能と回答した場合にのみ実際の確定(コミット)を行う方式を2相コミットといいます。これにより,一部のサイトだけが更新を確定してしまうような整合性の崩れを防ぎます。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。全サイトへの事前確認(第1相)と,全サイトが確定可能な場合の実際の確定(第2相)から成るのが2相コミットです。
- イ誤り。排他制御は,複数の処理が同時に同じ資源を更新しないように制御する仕組みであり,確定処理の手順を表すものではありません。
- ウ誤り。ロールバックは,トランザクションを取り消して更新前の状態に戻す処理であり,確定処理ではありません。
- エ誤り。ロールフォワードは,バックアップとログを使って障害発生直前の状態まで復旧する処理であり,確定処理の手順ではありません。