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ITストラテジスト試験(ST)とは?試験の構成と勉強法

最終更新: 2026-10

ITストラテジスト試験(ST)は、情報処理技術者試験の中でも最上位に位置する高度区分の一つです。経営戦略に基づいて、ITを活用した事業戦略や情報システム戦略を立案・推進する人材を対象とします。このページでは、試験の構成と勉強法を整理します。

ITストラテジスト試験の位置づけ

ITストラテジストは、レベル4の高度区分で、経営とITを結びつける上流の役割を担う人材を対象とします。個々の技術よりも、事業の目標から逆算してITをどう活かすかを構想・提案する力が問われます。

経営企画やコンサルティング、事業部門でのIT活用の推進など、ビジネス寄りのキャリアと親和性が高い区分です。

試験の構成

試験は、午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの4つで構成されます。午前Ⅰは応用情報レベルの共通知識、午前Ⅱはこの区分の専門知識を、いずれも四肢択一で問います。午後Ⅰは記述式、午後Ⅱは論述式(小論文)です。

応用情報技術者試験に合格していると、一定期間、午前Ⅰが免除されます。各試験時間や出題数、免除の条件は変わることがあるため、IPAの公式サイトで最新の情報を確認してください。当サイトでは、午前Ⅱの対策に使える過去問を収録しています。

午前の勉強法

午前Ⅱは、経営戦略・システム戦略・事業戦略に関する知識が中心です。過去問を繰り返し解き、頻出のフレームワークや用語を押さえるのが基本です。合格ラインは満点の6割程度なので、頻出テーマを確実に取ることを優先します。

当サイトの午前Ⅱ過去問は、全問に選択肢ごとの解説を付けています。間違えた問題は、誤りの選択肢の解説まで読み、意味の分からない用語は解説中の下線から用語集で確認してください。

午後Ⅰ(記述)・午後Ⅱ(論述)の対策

午後Ⅰは、長文の事例を読み、設問に記述で答えます。問題文の中に答えの根拠が書かれていることが多いため、文章を正確に読み取る力が重要です。

午後Ⅱは、与えられたテーマについて、自分の経験や構想を小論文として書く試験です。あらかじめ、自分が語れる題材(関わった、あるいは構想できる事業・システムの事例)を整理し、設問に合わせて組み立てる練習が有効です。時間内に規定の文字数を、論理的な構成で書き切る訓練を重ねます。

学習の進め方の目安

まず午前Ⅱの過去問で、専門知識と頻出テーマを固めます。並行して、午後Ⅱの論述に向けて、自分が書ける事例の引き出しを早めに準備しておくと、直前に慌てずに済みます。

午後は添削を受けたり、模範解答と自分の答案を比べたりして、問われ方と答え方のパターンをつかむことが、合格への近道です。

よくある質問

実務経験がないと論述は書けませんか。
実務経験があると書きやすいのは確かですが、必須ではありません。業界の事例や、構想として妥当なシナリオを組み立てて書く方法もあります。大切なのは、設問の要求に沿って、論理的に筋の通った内容を規定の文字数で書き切ることです。

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