平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問91
マネジメント/開発技術【中問A(問89〜92の共通文章)】 M さんは,総務課の N さんから宅配荷物の発送業務で利用する料金計算プログラム(以下,プログラムという)の作成を依頼された。そこで,N さんから聞いた料金計算の方法を基に次のように要件をまとめ,プログラムを作成した。 (1) 料金はサイズ区分と発送先の地区から表 1 の料金表で求める。サイズ区分は荷物の 3 辺計(荷物の縦,横,高さの長さの合計で 1 cm 単位)と重量(1 kg 単位)を比較し,どちらか大きい方の区分を適用する。 なお,3 辺計が 140 cm 又は重量が 20 kg を超える荷物は受け付けない。 (2) 荷物の 3 辺計と重量,発送先の地区(A〜D)を入力すると,料金を出力する。 表 1 料金表(単位 円) 区分 1(3 辺計 80 cm まで,重量 5 kg まで):地区 A 1,300,地区 B 950,地区 C 1,150,地区 D 1,800 区分 2(3 辺計 100 cm まで,重量 10 kg まで):地区 A 1,600,地区 B 1,200,地区 C 1,400,地区 D 2,350 区分 3(3 辺計 140 cm まで,重量 20 kg まで):地区 A 2,000,地区 B 1,600,地区 C 1,800,地区 D 3,400 (注:本サイトでは原問題の表を文字表記に変換しています) M さんは,プログラムを N さんに引き渡す前にテストを行うことにした。 テストに当たり,表 2 の出力結果表を作成し,これに基づいてテストデータを準備した。表 2 は,入力データが各列に示す Yes の組合せに該当する値であるときの正しい出力を,欄“予想出力”に記入したものである(表 2 は図で示す)。 【設問】次の表は,テストデータ(地区,3 辺計,重量)を用いて実際にテストを行った結果の一部である。この結果の判断として,適切なものはどれか。 テストデータ(地区|3 辺計 cm|重量 kg)|出力結果(円) C|60|5|1,400 C|101|8|1,800 D|60|5|2,350 D|101|8|3,400 (注:本サイトでは原問題の表を文字表記に変換しています)

出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問91
- ア3 辺計が 60 cm で重量が 5 kg のときの出力結果に誤りがある。
- イサイズ区分が区分 3 のときの出力結果に誤りがある。
- ウ出力結果に誤りはない。
- エ地区 C の出力結果だけに誤りがある。
正解:ア
解説
地区 C・3 辺計 60 cm・重量 5 kg は区分 1 なので,正しい料金は 1,150 円ですが,出力は 1,400 円で誤りです。地区 D・同条件も,正しくは 1,800 円ですが 2,350 円で誤りです。3 辺計 101 cm・重量 8 kg は区分 3 で,C は 1,800 円,D は 3,400 円と正しく出力されています。誤りがあるのは 3 辺計 60 cm・重量 5 kg のケースです。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。3 辺計 60 cm・重量 5 kg(区分 1)のケースが,地区 C,D とも区分 2 の料金になっていて誤りです。
- イ誤り。区分 3 のケース(101 cm,8 kg)は,C が 1,800 円,D が 3,400 円で正しく出力されています。
- ウ誤り。区分 1 のケースに誤りがあります。
- エ誤り。地区 C だけでなく地区 D にも誤りがあります。