平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問88
テクノロジ/ソフトウェア【中問A(問85〜88の共通文章)】 売上分析に関する次の記述を読んで,四つの問いに答えよ。 B 店で働いている A さんは,表計算ソフトを利用して当月 1 か月の売上分析を行い,社長に報告することにした。図 1 に売上分析を行うためのワークシートを示す。 図1 売上分析を行うためのワークシート メニュー|単価|原価|売上数量|売上高|粗利益 牛丼|400|200|4,800|1,920,000|960,000 親子丼|450|250|2,310|1,039,500|462,000 カツ丼|500|350|5,350|2,675,000|802,500 カレー|400|150|3,520|1,408,000|880,000 合計|||15,980|7,042,500|3,104,500 【設問】A さんは,親子丼を廃止して,新たにサラダと玉子をメニューに加えることを検討するように社長から指示を受けた。サラダと玉子の売上数量のどのような組合せで,親子丼の粗利益を上回ることができるかを調べるために次のワークシートを作成した。 サラダの単価はセル B8 に,原価はセル C8 に入力する。玉子の単価はセル B9 に,原価はセル C9 に入力する。サラダの売上数量をセル C12~H12 に,玉子の売上数量をセル B13~B18 に,それぞれ 1,000 刻みで入力する。サラダと玉子の粗利益の合計が,親子丼の粗利益以上の場合は“○”,親子丼の粗利益未満の場合は“×”を,セル C13~H18 に表示する。セル C13 に入力する計算式はどれか。ここで,セル C13 の計算式は,セル C13~H18 に複写する。 なお,粗利益比率を求めているセルの表示形式はパーセント表示である。 (注:本サイトでは原問題の表を文字表記に変換しています)

出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問88
- アIF(((B$8-C$8)*$C12+(B$9-C$9)*B$13)≧$F$3,'○','×')
- イIF((($B8-$C8)*B$13+(B$9-C$9)*$C12)≧$F$3,'×','○')
- ウIF((($B$8-$C$8)*C$12+($B$9-$C$9)*$B13)≧$F$3,'○','×')
- エIF((($B$8-$C$8)*$C12+($B$9-$C$9)*B$13)≧$F$3,'×','○')
正解:ウ
解説
セル C13 の式を C13~H18 に複写するので,固定すべき参照と,ずらすべき参照を考えます。サラダと玉子の 1 個あたり粗利益(単価-原価)は B8,C8,B9,C9 に固定します($B$8-$C$8,$B$9-$C$9)。サラダの売上数量は 12 行目にあり,列が右へ動くときは変わり,下へ複写しても 12 行目のままなので C$12(行を固定)です。玉子の売上数量は B 列にあり,下へ動くと変わり,右へ複写しても B 列のままなので $B13(列を固定)です。親子丼の粗利益は $F$3 に固定し,以上なら“○”,未満なら“×”とします。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。単価と原価が B$8,C$8 のように列が相対参照になっており,複写するとずれます。サラダの売上数量も $C12 と行が相対参照になっているため,下へ複写すると 13,14,… とずれてしまいます。
- イ誤り。サラダと玉子の売上数量の参照が入れ替わっており,しかも“以上”のときに“×”,“未満”のときに“○”と逆になっています。
- ウ正しい。粗利益の参照を全て固定し,サラダの数量は C$12,玉子の数量は $B13 として,以上なら“○”,未満なら“×”と表示します。
- エ誤り。参照は正しい向きですが,IF の結果が逆で,親子丼の粗利益以上のときに“×”が表示されてしまいます。