LinuCレベル1 Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用 問37
Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用/インストール、起動、接続、切断と停止Linuxのインストール用ISOイメージを書き込んだUSBメモリを挿してPCの電源を入れたが、内蔵HDDにある既存のOSがそのまま起動してしまう。USBメモリからインストーラを起動させるための対処として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用」に対応。実際の試験問題ではありません)
- AUEFI/BIOSの設定画面で起動デバイスの優先順位を変え、USBメモリをHDDより先にする
- B既存OSの /etc/fstab にUSBメモリのエントリを追記してから、PCを再起動する
- CUSBメモリをext4でフォーマットし直し、ISOファイルをそのままコピーしておく
- D既存OSで systemctl isolate rescue.target を実行してから、PCを再起動する
正解:A
解説
どのデバイスからOSやインストーラを起動するかは、OSより前に動くファームウェア(UEFI/BIOS)が決めます。そのため、UEFI/BIOSの設定画面でブート順序(起動デバイスの優先順位)を変更し、USBメモリや光学ドライブをHDDより先に試すようにします。機種によっては、起動時に特定のキーを押して一度だけ起動デバイスを選ぶメニューも使えます。インストール後は、元の順序に戻すかインストール媒体を取り外しておくと、再びインストーラが起動してしまうことを防げます。
選択肢ごとの解説
- A正しい。起動デバイスはファームウェアが選ぶため、UEFI/BIOSのブート順序でUSBメモリを優先させます。
- B誤り。/etc/fstab は起動後のOSがファイルシステムをマウントするための設定で、どのデバイスから起動するかには関係しません。
- C誤り。ISOファイルを通常のファイルとしてコピーしても起動可能な媒体にはなりません。起動用の書き込み(イメージの書き込み)が必要で、今回の原因はブート順序です。
- D誤り。rescue.target は既存OSをレスキューモードへ切り替えるもので、次回どのデバイスから起動するかは変わりません。