LinuCレベル1 ネットワークの基礎 問38
ネットワークの基礎/インターネットプロトコルの基礎DNSによる名前解決の通信で使われるポート番号とトランスポート層のプロトコルに関する説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「ネットワークの基礎」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A通常の問い合わせはTCPの53番だけを使い、UDPは使われない
- BUDPの123番を使い、応答が大きいときはTCPの123番に切り替える
- CUDPの25番を使い、ゾーン転送のときだけTCPの53番を使う
- D53番を使い、通常はUDPで、応答が大きい場合やゾーン転送ではTCPも使う
正解:D
解説
DNSのウェルノウンポートは53番です。通常の問い合わせは、少ないやり取りで済むUDPで行われることが多く、応答がUDPで送れる大きさに収まらない場合や、サーバー間でゾーン情報をまとめて複製するゾーン転送ではTCPの53番が使われます。そのため、ファイアウォールでDNSを許可するときはUDPとTCPの両方の53番を考慮します。123番はNTP、25番はSMTPのポートです。
選択肢ごとの解説
- A誤り。DNSの通常の問い合わせでは主にUDPの53番が使われます。TCPは応答が大きい場合やゾーン転送などで使われます。
- B誤り。UDPの123番はNTP(時刻同期)で使われるポートで、DNSのポートではありません。
- C誤り。25番はSMTP(メール転送)のポートです。DNSの問い合わせはUDPの53番で行われます。
- D正しい。DNSは53番を使い、通常の問い合わせは主にUDP、大きな応答やゾーン転送ではTCPも使います。