LinuCレベル1 システム管理 問32
システム管理/ジョブスケジューリング/etc/anacrontab に次の行を追加した。この行の意味として適切なものはどれか。 7 10 weekly.backup /usr/local/bin/backup.sh
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「システム管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A毎週7番目の曜日の10時に実行し、その実行結果をweekly.backupという名前のファイルへ記録する
- B7日に1回実行し、anacronが起動してから10分待って開始する。weekly.backupはジョブの識別名
- C7分ごとに最大10回まで繰り返して実行し、失敗した回だけweekly.backupという名前で記録する
- D毎月7日の10時に実行し、その時刻に電源が切れていた場合は、その月の実行を行わずに省略する
正解:B
解説
/etc/anacrontabの各行は「実行間隔(日数) 遅延時間(分) ジョブ識別名 コマンド」の順に書きます。この行は、前回の実行から7日以上経っていれば、anacronの起動後10分待ってからbackup.shを実行することを表します(RANDOM_DELAYが設定されていれば、さらにランダムな遅延が加わります)。ジョブ識別名は、最後に実行した日付を記録するタイムスタンプファイル(/var/spool/anacron/配下)の名前などに使われます。anacronは時刻ではなく日単位で管理するため、電源が入っていない期間があっても、次に起動したときに未実行のジョブを実行できます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。1列目は曜日ではなく実行間隔の日数、2列目は時刻ではなく遅延時間(分)です。3列目も出力先のファイル名ではなくジョブの識別名です。
- B正しい。7日に1回、anacronの起動後10分遅らせて実行します。weekly.backupは実行記録などに使われるジョブ識別名です。
- C誤り。anacronの実行間隔は分ではなく日単位で、2列目は繰り返し回数ではなく実行開始までの遅延時間(分)です。
- D誤り。anacronは電源が切れていて実行できなかったジョブを、次回起動時に実行するための仕組みで、実行を省略するものではありません。