LinuCレベル2 コンテナ 問14
コンテナ/コンテナの仕組みDockerなどのコンテナランタイムが、読み取り専用のイメージのレイヤを下位のディレクトリ、コンテナの書き込み層を上位のディレクトリとして重ね合わせ、1つのファイルシステムとして見せるために広く使っている、Linuxカーネルのファイルシステムはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「コンテナ」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Atmpfs
- BSquashFS
- CFUSE
- DOverlayFS
正解:D
解説
OverlayFSは、複数のディレクトリを重ね合わせて1つのファイルシステムとして見せるLinuxカーネルの機能です。下位(lowerdir)は読み取り専用として扱われ、変更は上位(upperdir)へ書き込まれます。Dockerの既定のストレージドライバであるoverlay2や、containerdのoverlayfsスナップショッターがこの機能を使い、イメージのレイヤを下位に、コンテナの書き込み層を上位に置いています。
選択肢ごとの解説
- A誤り。tmpfsはメモリ上に作られるファイルシステムで、複数のディレクトリを重ね合わせる機能はありません。
- B誤り。SquashFSは圧縮された読み取り専用のファイルシステムで、書き込み層を重ねる機能は持ちません。
- C誤り。FUSEは、ファイルシステムをユーザー空間のプログラムとして実装するための仕組みで、重ね合わせそのものの機能ではありません。
- D正しい。OverlayFSは下位のディレクトリと上位のディレクトリを重ね合わせ、1つのファイルシステムとして見せます。