オリジナル問題 LinuCレベル2試験 問題 問22
システムの保守と運用管理/システム構成ツールAnsible等の構成管理ツールにおける「べき等性(idempotency)」の説明として適切なものはどれか。
出典:オリジナル問題 LinuCレベル2試験 問題 問22
- A複数のホストに対して、処理を必ず同時並行で実行する性質のことである
- B同じ処理を何度実行しても、結果として得られる状態が同じになる性質のことである
- C実行に失敗した場合、変更が自動的に元の状態へ巻き戻される性質のことである
- D一度実行したタスクは二度と実行できないように記録される性質のことである
正解:B
解説
べき等性とは、同じ処理を何度実行しても結果の状態が変わらない性質です。構成管理ツールでは「あるべき状態」を宣言し、すでにその状態であれば何もしないため、同じPlaybookを繰り返し流しても安全です。これにより、設定漏れの補正や定期的な再適用を気軽に行えます。
選択肢ごとの解説
- A誤り。並列実行の有無はべき等性とは別の話です。
- B正しい。何度実行しても同じ状態に収束する性質を指します。
- C誤り。自動的な巻き戻し(ロールバック)を保証する性質ではありません。
- D誤り。再実行を禁じる仕組みではなく、むしろ繰り返し実行できることが利点です。