LinuCレベル2 システムの保守と運用管理 問28
システムの保守と運用管理/システム構成ツールAnsibleにおける「モジュール」の説明として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムの保守と運用管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- Aパッケージ導入やファイル配置など、タスクの中で呼び出される個々の処理を実装した部品である
- B管理対象ノードに常駐し、コントロールノードからの指示を待ち受けて処理するエージェントである
- C管理対象のホスト名やグループ、接続用の変数などをまとめて定義した設定ファイルである
- D複数のPlaybookを実行する順に並べ、条件分岐を加えて一括で実行するためのスクリプトである
正解:A
解説
Ansibleのモジュールは、パッケージのインストール(dnfやapt)、ファイルのコピー(copy)、サービスの起動や有効化(service、systemd)など、個々の処理を実装した部品です。Playbookのタスクでは、どのモジュールをどの引数で呼ぶかを記述します。モジュールは実行時に管理対象ノードへ送られて実行され、多くは「あるべき状態」との差分があるときだけ変更を加えるように作られています。ansible コマンドで -m モジュール名 を指定すれば、Playbookを書かずにモジュールを単発で実行することもできます。
選択肢ごとの解説
- A正しい。モジュールはタスクから呼び出される個々の処理の実装です。
- B誤り。Ansibleは管理対象ノードにエージェントを常駐させない方式です。モジュールは実行のたびに送られて動きます。
- C誤り。これはインベントリの説明です。
- D誤り。モジュールは複数のPlaybookを束ねるスクリプトではなく、タスクの中で呼び出される個々の処理の単位です。