過去問ドリル

LinuCレベル2 システムのセキュリティ 問35

システムのセキュリティ/OpenVPNの設定と管理

OpenVPNのリモートアクセス用サーバーに接続したクライアントについて、社内宛てだけでなくインターネット宛ても含めたすべての通信を、VPNトンネル経由で送らせたい。サーバー設定ファイルに書く記述として適切なものはどれか。

当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル2の出題範囲「システムのセキュリティ」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:D

解説

push "redirect-gateway def1" を書くと、接続したクライアントのデフォルトルートがVPNトンネルへ向けられ、すべての通信がトンネル経由になります。def1を付けると、元のデフォルトルートを消さずに、0.0.0.0/1と128.0.0.0/1の2つの経路で上書きします。こうすると、切断時に元の経路へ戻しやすくなります。インターネット宛ての通信を実際に中継させるには、サーバー側でIPフォワーディングやNAT(マスカレード)の設定も必要です。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。client-to-clientは、クライアント同士の通信をOpenVPNの内部で中継させる指定で、クライアントのデフォルトルートは変えません。
  • B誤り。これはクライアントへDNSサーバーのアドレスを通知する指定で、通信の経路(ルーティング)は変わりません。
  • C誤り。keepaliveは、定期的に死活確認のパケットを送り、応答が無いときに接続を再開させるための指定です。
  • D正しい。redirect-gatewayをpushすると、クライアントのデフォルトルートがVPNトンネルへ向けられます。
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