LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト プラットフォームの運用管理 問21
プラットフォームの運用管理/初期設定とインストールの自動化OSの無人インストールの仕組みに関する説明として、正しいものをすべて選べ。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「プラットフォームの運用管理」に対応。実際の試験問題ではありません)
- ApreseedファイルはKickstartファイルと同じ書式で記述するため、両者はそのまま相互に流用できる
- BUbuntu Server 20.04以降のインストーラでは、autoinstall形式のYAMLで無人インストールの設定を記述する
- CDebianのインストーラでは、preseedファイルで各質問への回答を事前に与え、対話なしにインストールできる
- Dautoinstallの設定はインストール後の初回起動時に適用されるため、ディスクのパーティション構成は指定できない
正解:B、C
解説
無人インストールの設定形式はディストリビューションごとに異なります。Red Hat系はKickstart、Debianのdebian-installerはpreseed(d-i で始まる質問と回答の一覧)を使います。Ubuntu Serverは20.04以降のインストーラ(Subiquity)でautoinstallという形式を採用しており、YAMLでストレージ構成・ネットワーク・ユーザー・パッケージなどを記述します。autoinstallの設定はcloud-initのuser-data経由でも渡せます。書式はそれぞれ独立しているため、別の形式へ移行するときは書き直しが必要です。
選択肢ごとの解説
- A誤り。preseedはdebconfの質問と回答を並べる形式、Kickstartはコマンドとセクションを並べる形式で、書式は別物です。
- B正しい。Ubuntu Server 20.04以降のインストーラは、YAMLで書くautoinstallによって無人インストールを行います。
- C正しい。debian-installerは、preseedファイルで質問への回答をあらかじめ与えることで無人インストールができます。
- D誤り。autoinstallはインストーラの実行中に適用され、storageセクションでディスクのパーティション構成も指定できます。