過去問ドリル

LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト コンテナ技術の利用 問16

コンテナ技術の利用/コンテナの基本原理と内部構造

Linuxのネットワーク名前空間(net namespace)を使うと実現できる分離の説明として適切なものはどれか。

当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「コンテナ技術の利用」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:D

解説

Linux の名前空間(namespace)はリソースの分離単位で、種類ごとに分離できるリソースが異なります。net namespace はネットワークスタック全体(ネットワークインターフェース、ルーティングテーブル、ARP テーブル、iptables/nftables のルール、ソケット等)を分離し、各名前空間が独立したネットワーク環境を持ちます。その他の種類: mnt namespace はマウントポイント、pid namespace はプロセス ID 空間、uts namespace はホスト名・ドメイン名、ipc namespace は System V IPC と POSIX メッセージキュー、user namespace は UID/GID マッピングをそれぞれ分離します。コンテナはこれら複数の名前空間を組み合わせて使います。

選択肢ごとの解説

  • A誤り。マウントポイントを分離するのは mnt namespace(mount namespace)です。net namespace はネットワーク設定を分離します。
  • B誤り。プロセスID空間を分離するのは pid namespace です。net namespace はネットワークスタックを分離します。
  • C誤り。ホスト名と NIS ドメイン名を分離するのは uts namespace です。net namespace はネットワーク設定を分離します。
  • D正しい。net namespace は、ネットワークインターフェース・ルーティングテーブル・iptables ルール等を含むネットワークスタック全体を分離します。異なる名前空間の設定は互いに独立しています。
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