LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト プラットフォームの最適化 問19
プラットフォームの最適化/カーネルパラメータによるリソース最適化カーネルパラメータの変更を再起動後も維持したい。現代のLinuxディストリビューションが推奨する設定の永続化方法として適切なものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリストの出題範囲「プラットフォームの最適化」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A/proc/sys/ 以下の対応するファイルにecho等で書き込む
- B/etc/rc.local にsysctl -wコマンドを追記する
- C/boot/grub2/grub.cfg にパラメータ名と値を直接記述する
- D/etc/sysctl.d/ 以下の .conf にパラメータを「名前=値」で記述する
正解:D
解説
/etc/sysctl.d/以下に.confファイルを作成してパラメータを記述する方法は、systemd-sysctl.serviceによって起動時に読み込まれ、再起動後も設定が維持される。現代的なLinuxディストリビューションが推奨する方法。
選択肢ごとの解説
- A誤り。/proc/sys/以下への書き込みは揮発的で再起動後は初期値に戻る。実行中のカーネルへの一時的な変更には使えるが永続化には使えない。
- B誤り。/etc/rc.localへの追記はsystemd環境では非推奨またはデフォルト無効であり、現代のディストリビューションが推奨する永続化方法ではない。
- C誤り。/boot/grub2/grub.cfgはブートローダーの設定ファイルで、sysctl系のカーネルパラメータ(実行時パラメータ)の永続設定場所ではない。
- D正しい。/etc/sysctl.d/以下に.confファイルを作成しパラメータを記述する方法は、systemd-sysctl.serviceやsysctl.serviceによって起動時に自動的に読み込まれ、再起動後も設定が維持される推奨の方法