過去問ドリル

LinuCレベル4 システムアーキテクト ネットワークとストレージの選定 問5

ネットワークとストレージの選定/拠点間のネットワーキング

全国200の店舗を、本社のデータセンター経由でインターネットへ接続している。店舗の回線は光回線とモバイル回線が混在しており、業務で使うSaaSの通信が本社に集中して遅くなっている。回線の種類を問わず、店舗ごとの経路の設定を本社から一元管理し、アプリケーションに応じて経路を選びたい。最も適切な施策はどれか。

当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル4 システムアーキテクトの出題範囲「ネットワークとストレージの選定」に対応。実際の試験問題ではありません)

正解:A

解説

SD-WANは、複数の種類の回線を束ねたWANを、コントローラーからソフトウェアで一元的に設定・管理する技術です。アプリケーションを識別して経路を選べるため、信頼できるSaaSの通信だけを店舗から直接インターネットへ出す(ローカルブレイクアウト)ことで、本社への集中を解消できます。専用線は品質が安定する一方、費用が高く、本社への集中という問題は解決しません。エッジコンピューティングはデータの発生源の近くで処理して遅延や転送量を減らす技術で、経路制御の一元管理とは目的が異なります。

選択肢ごとの解説

  • A正しい。SD-WANなら回線の種類を問わず経路制御を集中管理でき、アプリケーションごとのローカルブレイクアウトでSaaS通信の集中も解消できます。
  • B誤り。専用線は帯域や遅延の安定が求められる場合には有効ですが、費用が大きく、すべての通信を本社経由にする限りSaaS通信の集中は解消しません。
  • C誤り。エッジコンピューティングは発生源の近くでデータを処理して遅延や転送量を減らす技術で、SaaS通信の経路制御や一元管理の要件には応えません。
  • D誤り。本社の増強は一時的な緩和にはなりますが、集中する構造は変わらず、店舗ごとの個別設定では一元管理の要件も満たせません。
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