令和元年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17
テクノロジ/セキュリティCookie に Secure 属性を設定しなかったときと比較した,設定したときの動作として,適切なものはどれか。
出典:令和元年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17
- アCookie に設定された有効期間を過ぎると,Cookie が無効化される。
- イJavaScript による Cookie の読出しが禁止される。
- ウURL 内のスキームが https のときだけ,Web ブラウザから Cookie が送出される。
- エWeb ブラウザがアクセスする URL 内のパスと Cookie に設定されたパスのプレフィックスが一致するときだけ,Web ブラウザから Cookie が送出される。
正解:ウ
解説
Cookie に Secure 属性を設定すると,その Cookie は HTTPS(TLS で保護された通信)でアクセスした場合にのみブラウザから送出されるようになり,平文の HTTP 通信では送信されなくなります。これにより通信経路上での盗聴による Cookie の漏えいを防止できます。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。有効期間による Cookie の無効化は Expires/Max-Age 属性の働きであり,Secure 属性とは関係ありません。
- イ誤り。JavaScript による読出しを禁止するのは HttpOnly 属性の働きであり,Secure 属性の効果ではありません。
- ウ正しい。Secure 属性を設定すると,URL のスキームが https のときだけブラウザから Cookie が送出されるようになります。
- エ誤り。URL のパスと Cookie のパス属性の一致を条件に送出を制限するのは Path 属性の働きであり,Secure 属性とは異なります。