令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問6
マネジメント/プロジェクトマネジメント四つのアクティビティA〜Dによって実行する開発プロジェクトがある。図は,各アクティビティのPDM(プレシデンスダイアグラム法)における依存関係を表す。条件に従ってアクティビティを実行するとき,この開発プロジェクトの最少所要日数は何日か。 〔条件〕 ・各アクティビティは,最終3日間に,連続して試験設備を使用する。 ・試験設備は1台であって,同時に複数のアクティビティが使用することはできない。 ・試験設備以外の資源にアクティビティ間の競合はない。

出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問6
- ア18
- イ19
- ウ20
- エ21
正解:イ
解説
A→C→Dは直列(FS)なので最短でも8+5+5=18日,Bは12日です。試験設備は1台しかなく,4本のアクティビティがそれぞれ最終3日間に連続使用するので,合計12日分の使用期間を重複なく確保しなければなりません。まず余裕ゼロの18日で組むと,A(1〜8日目)の設備使用は6〜8日目,C(9〜13日目)は11〜13日目,D(14〜18日目)は16〜18日目となり,空いているのは9〜10日目と14〜15日目の2日ずつだけです。Bの設備使用は最終3日間なので最も早くても10〜12日目であり,3日連続の空きがないため18日では成立しません。そこでDだけを1日後ろにずらすと,A 6〜8日目/C 11〜13日目/B 14〜16日目/D 17〜19日目と12日分がすべて重複なく収まります(開始日はA 1日目,B 5日目,C 9日目,D 15日目)。したがって最少所要日数は19日です。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。18日は,A→C→Dの直列所要日数だけを見て試験設備の競合を無視した値です。この場合Bの設備使用(最短で10〜12日目)を入れる3日連続の空きがなく,成立しません。
- イ正しい。Dを1日だけ後ろにずらし,設備使用をA 6〜8日目/C 11〜13日目/B 14〜16日目/D 17〜19日目と並べれば競合なく収まり,19日で完了できます。
- ウ誤り。20日は,例えばBを1日目から開始させて設備を10〜12日目に固定し,その後にC・Dを詰めた場合(C 11日目開始,D 16日目開始でD完了は20日目)に生じる値で,最少ではありません。Bの開始を5日目まで遅らせれば19日に短縮できます。
- エ誤り。21日は,A→C→Dを18日で走らせてBの設備使用を最後(19〜21日目)に回した場合の値で,最も非効率な並べ方です。