令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問23
テクノロジ/開発技術アジャイル開発のプラクティスの一つである“ふりかえり(レトロスペクティブ)”を行う適切なタイミングはどれか。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問23
- ア“タスクボード”に貼ったタスクカードが移動されたとき
- イ各“イテレーション”の最後
- ウ毎日行う“朝会”
- エ毎日メンバの気持ちを見える化する“ニコニコカレンダー”に全チームメンバが記入し終えたとき
正解:イ
解説
“ふりかえり(レトロスペクティブ)”は,アジャイル開発(特にスクラム)におけるプラクティスの一つで,チームがこれまでの開発プロセスや協働のしかたを振り返り,うまくいった点や改善すべき点を洗い出して,次の開発サイクルの進め方を改善するための場です。一つの開発サイクルの単位である“イテレーション(スプリント)”が終了するたびに実施され,そのイテレーションでの取組みを踏まえて次のイテレーションに向けた改善策を検討します。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。“タスクボード”上でタスクカードが移動されたときは,タスクの進捗状況(未着手・作業中・完了など)が変化したタイミングであり,ふりかえりを行う特定のタイミングではありません。
- イ正しい。各“イテレーション”の最後に,そのイテレーションの進め方を振り返る“ふりかえり(レトロスペクティブ)”を行うのが適切なタイミングです。
- ウ誤り。毎日行う“朝会”(デイリースクラム)は,日々の進捗状況や課題を短時間で共有するための場であり,ふりかえりを行う場ではありません。
- エ誤り。“ニコニコカレンダー”へのメンバの記入が全員分そろったときは,チームの気分の可視化に関するタイミングであり,ふりかえりを実施する契機として定められたものではありません。