令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10
テクノロジ/ネットワークスイッチを押す力を電気エネルギーに変えるなどの方法で得られる,微弱な電力を用いた無線通信技術はどれか。
出典:令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10
- アEnOcean
- イMIMO(Multiple Input, Multiple Output)
- ウPLC
- エWi-SUN
正解:ア
解説
EnOcean は,スイッチを押す力や振動,温度差などの周囲環境から得られる微弱なエネルギーを電気エネルギーに変換する環境発電(エナジーハーベスティング)技術と組み合わせて使われる,電池を必要としない無線通信規格です。スイッチやセンサなどに用いられ,配線や電池交換が不要になる利点があります。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。EnOcean は,スイッチを押す力などから得られる微弱な電力を用いて動作する,環境発電型の無線通信技術です。
- イ誤り。MIMO は,複数のアンテナを用いて送受信することで通信容量や品質を高める無線通信技術であり,環境発電による微弱電力の利用とは関係がありません。
- ウ誤り。PLC(電力線搬送通信)は,既設の電力線を通信路として利用する技術であり,微弱電力を用いた無線通信技術ではありません。
- エ誤り。Wi-SUN は,スマートメーターなどに用いられる低消費電力の無線通信規格ですが,スイッチを押す力などの環境発電による微弱電力の利用を前提とした技術ではありません。