過去問ドリル

平成27年度 春期 ITパスポート試験 問100

テクノロジ/基礎理論

【中問D(問97〜100の共通文章)】 モニタ調査の集計に関する次の記述を読んで,四つの問いに答えよ。 F 社では,新製品を開発するに当たり,100 人のモニタを募集して市場調査を行った。モニタには,性能,価格,デザインの三つの項目について,それぞれを重視するかどうかを “はい” 又は “いいえ” のいずれかで答えてもらった。 モニタから得られた回答は,図 1 のレコード形式で回答ファイルに登録した。 〈図 1 回答ファイルのレコード形式〉 モニタ氏名,性能,価格,デザイン レコードの項目 “性能”,“価格”,“デザイン” には,それぞれ,質問に対する回答が “はい” の場合には 1 が,“いいえ” の場合には 0 が記録されている。 回答ファイルの中から,条件に合致するレコード数を表示するために,次の命令が使用できる。 件数表示(条件) ここで,条件には,and,or 及び [ ] を組み合わせた複合条件を指定できる。条件の評価は [ ] の中が優先して評価される。また,[ ] の中にさらに [ ] を記述することもできる。 条件を変えて,命令を実行した結果を表 1 に示す。 〈表 1 命令を実行した結果〉 条件「性能=1」:件数表示命令の実行結果 55 条件「価格=1」:60 条件「デザイン=1」:45 条件「[性能=1] and [価格=1]」:30 条件「[価格=1] and [デザイン=1]」:25 (注:本サイトでは原問題の表を文字表記に変換しています) 【設問】次の手続によって得られる結果と同じ結果が得られる命令の記述はどれか。 〔手続〕 (1) 件数表示(価格=1)を実行し,表示される結果を w とする。 (2) 件数表示([性能=1] and [価格=1])を実行し,表示される結果を x とする。 (3) 件数表示([価格=1] and [デザイン=1])を実行し,表示される結果を y とする。 (4) 件数表示([性能=1] and [価格=1] and [デザイン=1])を実行し,表示される結果を z とする。 (5) w−x−y+z を計算する。

出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問100

正解:ア

解説

w−x−y+z は,価格を重視する人数(w)から,性能と価格の両方(x),価格とデザインの両方(y)を引き,三つ全てを重視する人数(z)を足したものです。三つ全てを重視する人は x と y のどちらにも含まれて二重に引かれているので,z を足して戻します。結果は,価格だけを重視し,性能もデザインも重視しない人数になります。条件で表すと「[性能=0] and [価格=1] and [デザイン=0]」です。

選択肢ごとの解説

  • ア正しい。価格だけを重視し,性能もデザインも重視しない人数を表す条件で,手続の結果と同じです。
  • イ誤り。or でつなぐと,どれか一つでも条件を満たせばよいので,ほとんどの人が当てはまり,手続の結果と一致しません。
  • ウ誤り。性能とデザインを重視するが価格を重視しない人数で,手続の結果とは異なります。
  • エ誤り。or でつなぐと,条件を満たす範囲が非常に広くなり,手続の結果と一致しません。
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