LinuCレベル1 ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム 問19
ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム/ハードディスクのレイアウトとパーティションLVM(Logical Volume Manager)に関する説明として、誤っているものはどれか。
当サイトのオリジナル問題(LinuCレベル1の出題範囲「ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム」に対応。実際の試験問題ではありません)
- A複数の物理ボリュームをまとめてボリュームグループを作り、そこから論理ボリュームを切り出す
- B論理ボリュームの容量は作成時に固定され、作成後に拡張することも縮小することもできない
- Cスナップショット機能により、ある時点の論理ボリュームの状態を保持したボリュームを作れる
- Dボリュームグループに物理ボリュームを追加して、使える空き容量を後から増やすことができる
正解:B
解説
LVMでは、ディスクやパーティションを物理ボリューム(PV)とし、複数のPVをまとめたボリュームグループ(VG)から、必要な大きさの論理ボリューム(LV)を切り出して使います。LVの容量はVGに空きがあれば lvextend などで後から拡張でき、条件によっては縮小もできます(ファイルシステム側もあわせて変更する必要があり、XFSのように縮小できないものもあります)。VGには vgextend で物理ボリュームを追加でき、ある時点のLVの状態を保持するスナップショットも作成できます。一方で、構成が一段複雑になり、1台のディスクの故障がVG全体に影響しうる点は欠点として挙げられます。
選択肢ごとの解説
- A誤り(正しい記述)。PVをまとめてVGを作り、VGから論理ボリュームを切り出すのがLVMの基本構成です。
- B正しい(誤っている記述)。論理ボリュームはVGに空きがあれば後から拡張でき、条件によっては縮小も可能です。容量を柔軟に変えられることがLVMの利点です。
- C誤り(正しい記述)。LVMのスナップショット機能で、ある時点の論理ボリュームの状態を保持できます。
- D誤り(正しい記述)。vgextendでVGに物理ボリュームを追加すれば、使える空き容量を増やせます。